何かしないといけない病
自分は、ヒマが嫌いだ。
正確にいうと、ヒマな時間を持ちたいけれど、耐えきれない。
8月22日から1週間夏休みをもらっているが、子供の入院に付き添うということもあり、たっぷり時間はあるはずだった。
だけど、読書をしたりAmazon Prime特典の映画を見たり、日焼けして剥げてきた肩の皮を剥いたり、とにかくジッとしなかった。
自由に外に行く時間が取れて、広々とした公園でもあれば、外でぼんやりすることもできるが(実際には暑すぎて無理。。。)、病室やホテルでなんとなく時間をやり過ごしたような気がしないでもない。
ここぞとばかりに、ゆっくり瞑想の時間をとったり、日々の生活を振り返ったり、一口一口の料理を味わったりすれば良いのに、なかなかそれができない。
どうやら自分は、ハタから分かりやすい「行動」をしていないと落ち着かないようだ。
「何もしていない人」と思われたくないのか、はたまた、表面的に何か行動を取ることで、「時間を有効活用した」気になって自己満足に浸ろうとしているのか。
こんな中途半端な夏休みを過ごしながら、一方で一人旅では何もしないための旅をしたいと思っている。
そうだ!一人旅のテーマは、「何もしようとしない旅」にしよう。
流れに任せて、何かしてしまうだろうけれど、積極的に自分からは何もしない。読書もしようとしないし、ブログや日記も書こうとしない。
SNSも開かないし、ニュースをチェックしようともしない。
ただ自然に溶け込んで、ぼんやりと世の中に身を委ねる旅。
こうやって、「何もしようとしない」ことをしようと宣言するあたりが我ながら痛々しいが。
とにかく自分の外に対する反応が少ない状態で、1週間くらい過ごしてみたいものだ。